海外の安楽死・自殺幇助と法 [ 甲斐克則 ]

   

甲斐克則 慶応義塾大学出版会カイガイ ノ アンラクシ ジサツ ホウジョ ト ホウ カイ,カツノリ 発行年月:2015年11月07日 ページ数:186p サイズ:単行本 ISBN:9784766422634 甲斐克則(カイカツノリ) 早稲田大学大学院法務研究科(法科大学院)研究科長、同教授。

広島大学名誉教授。

日本医事法学会代表理事、日本生命倫理学会代表理事、日本刑法学会理事。

1954年生まれ。

九州大学法学部卒業、九州大学大学院法学研究科博士課程単位取得、法学博士。

九州大学法学部助手、海上保安大学校専任講師、同助教授、広島大学法学部助教授、同教授を経て、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1部 英米法圏国家の状況(アメリカ合衆国における自殺幇助と法の支配/英国における終末期の意思決定/自殺幇助に関するインフォーマルな法の変容ー検察官のための指針/安楽死・自殺幇助と法ー比較法的アプローチ)/第2部 大陸法圏国家の状況(臨死介助の刑法上の問題性/ドイツにおける臨死介助および自殺幇助の権利/フランス法における安楽死)/第3部 ベネルクス3国の状況(オランダとベルギーにおける安楽死と医師による自殺幇助/安楽死ーヨーロッパおよびベルギーにおけるスタンスと実務/ルクセンブルクにおける臨死介助ー新法の成立過程、解釈および実務) 安楽死、医師による自殺幇助。

大きく報道されるこの法的・倫理的問題は海外ではどのように扱われているのか。

医事法の第一人者、甲斐克則教授編訳のもと、アメリカをはじめ、ドイツ、フランス、そして積極的に安楽死を認めるオランダ等、代表的な国々の法とその運用を、当該国の代表的な研究者が紹介・解説する。

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